2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

人生観

幸か不幸か,そのころ,この人が実は語学ができるらしいという噂が広まり(語学を究めた人に特有の言動が滲んだと思われ),退院直後に翻訳の仕事がまわってきても,中学〜大学の赤点や追試の成績を盾に語学音痴(復帰後は確かに音痴レベル)を堂々と公表し…

不幸中の幸い

幸いというか,この人が英会話がペラペラに達したことは知らない人がほとんどだったから,この人が突如英会話ができなくなったことに気付いた周囲の人はいなかったらしい。また,モーツアルト研究は嫁さんも知らなかったというから,曲名・ケッヘル番号DN…

ある悲劇

ある人の手記をナイショで読ませてもらったことがある。この人は,脳梗塞を起こして職場で倒れ,病院で生死の境をさまよった挙句,幸運にも自然治癒して,奇跡の生還を遂げたし,見た目には何の障害も残らず,平然と職場に復帰したとしか聞いていなかった。 …

どうせなら

彼には徹底的に争って高裁の判断仰いでもらえば,ことは「高等」な裁判所だからw,結論はどっちでも判決の重みが出て,我々もサイトチェックでやっていいこと悪いことの判断基準に自信を持てたと思う*1。 しかし,彼が早期に法律上の責任を確定して社会復帰…

例の法律はねー

一回読んでも分かりません*1。聴いたら法律の専門家の弁護士サメや検事サメも一読で了解できないらしい*2。 ただ,極超速のブッチャケは,3条2項の1号がパスワードクラッキングを,2号と3号がパスワードクラッキング以外の無権限アクセス全部を,それぞ…

民事は和解で終了

これは素直に喜べた。事案からいって数十万円から数百万円の損害賠償が認められてもおかしくないからだ*1。民事に故意はいらないし,違法に他人の権利を侵害すれば損害賠償の責任を問われるからだ*2。 彼の動機には,穴あきサイトに警鐘を鳴らしたい!という…

斧事件の刑事判決

刑事事件の判決文がリアル社会の判例時報で公開された。法律の適用とか解釈とかゴチャゴチャしたことはさておいて*1,模倣犯の出現まで招いた事前通報なきバルナビリティの公開は,モラルからしてやっちゃいかんよな〜。やられた被害者になって見れば即わか…

緊急着陸のライブ

A−320の例の前輪障害が発生し,前輪横向きのまま緊急着陸となり,機長の絶妙の着陸ワザで着陸に成功。\(^▽^)/ 何よりも,前輪ロックのまま当然火を噴きながらなのに,コースを維持して滑走路上に停止することに成功し,緊急脱出用のエアシューターす…

『海底からの生還』*2

海底で遭難した潜水艦からの乗員救出システム(モンセンの肺,レスキューチェンバー)を開発した男の物語。お役所仕事と縄張り争いに翻弄されるところで苦笑の連続。だけど,その粘り強さには脱帽。 公務員の方や半官半民組織の方には一読をお勧めする。 <…

『潜水艦諜報戦(上・下)』*1

潜水艦乗りのノンフィクションだが,当時USSR下のオホーツク海に潜航し,海底ケーブルに盗聴器を仕掛けてくるという壮大な現実ドラマ。せっかく盗聴器を仕掛けたけど,スモレンスクとモスクワの通話には,単身赴任の浮気を心配する奥さんの電話,浮気相…

『U−571』

という映画の地上波放送を見て,リアリティはともかく*1,Uボート&エニグマというネタに引かれて,最期まで見た。航空パニック映画といい潜水艦パニック映画といい,狭い閉鎖空間での人間ドラマは,それだけで見ごたえはある。ただ,エニグマ暗号機くらい…