2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今後の課題?

その昔、マッドエアクラフトギークグループ*1で、テネリフェ事故やバラハス事故を題材に無許可離陸と無許可走行の防止策をブレーンストーミングしたことがある。そのときの荒唐無稽最優秀賞に輝いたのが、誘導路や滑走路との境界や交差点に踏切遮断機を設置…

少し冷静に

今回のインシデント(ヒヤリハット止まり)は、事故要因4Mのうちマシンとマネージメントのフェイルセーフと言えなくもない。つまり、テネリフェ事故の教訓から空港地上レーダの導入が勧告され、管制官GCOが地上レーダを監視していからこそ、JAL機に緊…

新千歳悪夢再来

新千歳は混雑生産圧力と降雪視界不良が背景要因(マテリアル要因)かも。 2007年6月27日午後9時10分頃、スカイマーク730便が、新千歳空港A滑走路で離陸滑走を開始して時速約170kmに達した時、滑走路の前方を全日空79便が横断しようとしたため、730便は離陸中…

悪夢の再来悪寒

同業者ならすぐ頭に浮かんだ事故先史。特にテネリフェ事故。 1977年3月27日午後5時6分頃、カナリア諸島のテネリフェ空港で離陸滑走中の機が着陸直後の機に滑走路上で正面衝突し、2機合計577名(病院到着後合計583名)が死亡した。(テネリフェ正面衝突事故)…

マテマテ

ヒヤリハットで済んでよかったが、地上レーダ管制官GCO氏の背筋は滝汗だったろう。 「離陸許可をもらったと思った」。今回の無断離陸トラブルについて、502便の機長らは離陸を始めた理由をこう語ったといい、管制官の無線指示を聞き間違えたのが原因と…

なによりも

地上走行開始後まで、カート過剰でアンロック状態のカートがギャレイに放置プレイだったことが一番の驚きです*1。客室乗務員の地上走行開始までのチェックリストによるチェックはどうなっていたんでしょう? その上、空カートでもトイレ保管はアリエネー対処…

JALよどうした

ここのところ不祥事や経営危機が続き、JALファンは心を痛めていますよ。

カートをトイレ

食事用のカートは見た目より重量があり*1、CATや墜落時に激突した乗客の生命を奪うアクシデント(カタストロフィー)が報告されてます。だから、離着陸時は、所定のカート収納庫(電磁オーブン兼用)に二重ロックで収納し、客室乗務員2名以上が二重ロッ…

朝食をトイレ保管

食品衛生法に違反しなくても、接客業…いや通常の常識でもアリエネーと思いますが。「汚臭ミール」インシデントは私の記憶によれば初めてです*1。 *1:汚水ミールはアエロフロート等で先例インシデントがあったが(汗