2008-02-17から1日間の記事一覧
その昔、マッドエアクラフトギークグループ*1で、テネリフェ事故やバラハス事故を題材に無許可離陸と無許可走行の防止策をブレーンストーミングしたことがある。そのときの荒唐無稽最優秀賞に輝いたのが、誘導路や滑走路との境界や交差点に踏切遮断機を設置…
今回のインシデント(ヒヤリハット止まり)は、事故要因4Mのうちマシンとマネージメントのフェイルセーフと言えなくもない。つまり、テネリフェ事故の教訓から空港地上レーダの導入が勧告され、管制官GCOが地上レーダを監視していからこそ、JAL機に緊…
新千歳は混雑生産圧力と降雪視界不良が背景要因(マテリアル要因)かも。 2007年6月27日午後9時10分頃、スカイマーク730便が、新千歳空港A滑走路で離陸滑走を開始して時速約170kmに達した時、滑走路の前方を全日空79便が横断しようとしたため、730便は離陸中…
同業者ならすぐ頭に浮かんだ事故先史。特にテネリフェ事故。 1977年3月27日午後5時6分頃、カナリア諸島のテネリフェ空港で離陸滑走中の機が着陸直後の機に滑走路上で正面衝突し、2機合計577名(病院到着後合計583名)が死亡した。(テネリフェ正面衝突事故)…
ヒヤリハットで済んでよかったが、地上レーダ管制官GCO氏の背筋は滝汗だったろう。 「離陸許可をもらったと思った」。今回の無断離陸トラブルについて、502便の機長らは離陸を始めた理由をこう語ったといい、管制官の無線指示を聞き間違えたのが原因と…