セパレーション

 衝突防止は,陸海空を問わず基本はセパレーションです。
 鉄道なら,1閉塞区間1列車主義,が当然ですが,これは定時定速運行が可能な等速性能ベヒクルのみに妥当するものです。工事用車両は,工事の種類や進捗状況により,不定不定速運行の方が本則です。そのため,同じセパレーションでも,時間的セパレーションか場所的セパレーションが必要です。
 たとえば,(1)セスナのようなレシプロプロペラ単発機の遊覧飛行と(2)エアラインジェットの定期運行と(3)軍用機の演習とは,高度も空域も物理的にセパレーションさせているように。