雄大

ボーイング:新世代旅客機787の量産機公開 今秋からANAが導入
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110807mog00m020011000c.html
>787は炭素繊維などの新素材や最新のコンピューター技術などを活用することで、従来型より燃費を2割向上させている。開発段階からANAが関わり、航空会社の立場からアドバイスしたほか、主翼部分を三菱重工が担当するなど、機体の35%に日本製の部品が使用されている。
http://mainichi.jp/select/biz/news/images/20110807mog00m020010000p_size5.jpg

ボーイング787
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0787
ボーイングエアバス共に、将来的な航空旅客の増加を予想している点においては共通する。しかしその対処の方法に違いが存在し、それが新型機開発コンセプトの違いに影響している。すなわち

  • エアバス側は「ハブ空港間で運用する大型機を開発し、ローカルへは持ち駒豊富な自社の単通路機での乗客の振り分け」(ハブ アンド スポーク)を想定している

>これに対し、

  • ボーイング側は「乗客は面倒な乗り換えを好まず、中型機による直近の空港への乗り入れを求めるようになる」(ポイント トゥ ポイント)とする予測を立てている

>ということである。
>胴体は767、あるいはエアバスA300クラスより太く、客室の座席配列はエコノミークラスで2-4-2の8アブレストが基本であるが、3-3-3の9アブレストでも従来の旅客機、737や747のエコノミークラスとほぼ同等の座席幅を確保でき、実際に9アブレスト仕様で発注している航空会社はかなり多い。この太い胴体のため、床下貨物室にLD3コンテナを2個並列に搭載可能である(床下にLD3が並列搭載できないことは、A300やA330と比較した時に767の重大な欠点であった)。
>受注状況
>2010年11月時点
> 787-3は0機
> 787-8は629機
> 787-9は218
> 787全機種合計847機

 エアバスインダストリーとボーイングのバトルは続くよどこまでも。