国際協力海上警備行動

ソマリア海賊:「アデン湾の黎明」作戦300分間のすべて 韓国語で警告放送、海賊と船員を区別
http://www.chosunonline.com/news/20110122000028
>作戦名は「アデン湾の黎明(れいめい)」。韓国軍がいよいよ人質救出作戦を開始した。その名のとおり、海賊たちがまだ眠りに就いている未明の時間帯に、作戦決行のタイミングを合わせた。突然の攻撃に、驚いて目を覚ました海賊たちは右往左往した。崔瑩に搭載されていたスーパーリンクス・ヘリも出動し、韓国製K6重機関銃で、船橋などに向かって数百発の射撃を行った。海軍の最精鋭特殊部隊UDT/SEALの作戦チームが速やかに船に乗り移れるよう、海賊たちを船室内に閉じ込めておくための作戦だった。
>リンクス・ヘリに乗っていたスナイパーは、狙撃銃で船橋にいた海賊1人を射殺した。すると、5−6人の海賊が船室へと駆け込んだ。リンクス・ヘリからは、韓国語で「今、進入作戦が始まった。船員らは全員床に伏せろ」と何度も警告放送を行った。韓国語を理解できない海賊と、船員を区別するためだった。
>今回の作戦成功には、韓民求(ハン・ミング)合同参謀本部議長とウォルター・シャープ在韓米軍司令官、ソマリア海賊掃討作戦を指揮する米第5艦隊司令官の間で緊密な韓米協調体制が築かれたことも大きく寄与した。また、この日の救出作戦には、米軍のイージス駆逐艦とP3C海上哨戒機も参加した。
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 払暁作戦,友軍ネイティブ言語で警告(ゲッダウン・コーション),P3Cの熱源探知で犯人と捕虜の位置特定……。ベトナム戦争時の友軍奪還オペレーションを彷彿! 違うのは今回は国連海洋法条約105条以下に基づく全ての軍隊に認められた公海上の海賊取締への海上警察行動,という軍事作戦だということか。*1 *2