法の支配の否定

日航ニアミス裁判で労組側が批判 有罪確定見通し受け
http://www.47news.jp/news/2010/10/post_20101029130903.html
>2001年に静岡県沖上空で発生した日航機同士のニアミス事故で、最高裁が業務上過失傷害罪に問われた管制官288件2人の上告を棄却し有罪確定の見通しとなったことについて、管制官や民間のパイロットらの組合でつくる航空安全推進連絡会議は29日、「不当判決を一切認めることができない」とする声明を出した。
>声明は「再発防止には事故関係者の証言が不可欠」と指摘。「刑事罰の実例が存在すると関係者が証言をちゅうちょする。航空の安全に重大な悪影響を及ぼすことに深く憂慮する」としている。

 この理屈が成り立つなら,人の死傷の危険がある業務は全て刑事免責の特権モード・リングゼロにしないと,つじつまが合わない。例えば,一番人が死傷する自動車運転は判決を拒否しないと関係者が証言を躊躇して事故原因が解明できない?