予見不能

羽越線事故で指令室長ら不起訴 嫌疑不十分で山形地検
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031901000698.html
山形県庄内町で2005年12月、JR羽越線の特急列車が脱線転覆し、5人が死亡、33人が重軽傷を負った事故で、山形地検は19日、業務上過失致死傷容疑で書類送検された当時の指令室長や総括指令長ら3人を嫌疑不十分で不起訴処分にした。
>局地的な突風による事故を予見することは難しく、指令室長らは防災システムを利用するなど必要な注意義務を果たしていたと判断したとみられる。
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現運輸安全委員会)は08年、突風の予見は困難だったとして「JR東日本に問題はなかった」との報告書を公表していた。

 事故調の専門家の調査結果を重視したと思われ。突風を警戒する風速計や運行マニュアルが整備されたのに運行を優先した余部鉄橋墜落事故*1との違いが見える。*2