廃線研異聞

たそがれ未来のモノレール
2010年2月22日
http://wiredvision.jp/blog/matsuura/201002/201002221330.html
>表題はモノレール自体がたそがれた乗り物であるという意味ではない。なぜかそういう印象が強いという意味である。モノレールは、かつて少年雑誌などの未来予想図の王様だった。
>ところで、冒頭に述べた「結局来なかった未来の象徴としてのモノレール」という話。私はこのイメージが出来上がるにあたって、ひとつのモノレール路線の失敗が影響していると見ている。ドリーム開発ドリームランド線だ。
>ところが線路に亀裂が発見され、開業1年4ヶ月後の1967年9月23日を最後に運行休止となってしまった。ドリーム交通モノレール線というホームページが、この薄幸の路線の記録をまとめている。その後長い間、路線は廃止ではなく休止という形で放置されていた。輝かしい未来の象徴であったはずのコンクリート製の路線は、30年以上の時間に蝕まれ、雑草に埋もれて朽ちていった。
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 かすかな記憶では,一度だけ乗って長期運休になり,その後に廃止……。
 旧国鉄解体と共に「0番線」*1も相当数が無くなったし……。
 旧国鉄・JRの民間企業引込線も路線の撤去が進んだ……。
 J’A‘L路線が廃止されても,航空路*2は撤去されないでAIP*3とジェプソンチャート*4には当然ながら残るのだが……。

*1: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0#.E7.95.AA.E5.8F.B7.E3.81.AE.E4.BB.98.E3.81.91.E6.96.B9

*2:航空機の航行に適する空中の通路として国土交通大臣が指定するもの。その幅は原則として18km又は14kmで地上の航空保安無線施設(NDB,VOR,DMEなど)や義務位置通報点等を結んで全国各地に指定されている。航空路の名称は,英字(A・B・G・R・V・W)と数字(1〜999)により表わされ,国際航空路については,A・B・G・Rを,国内航空路についてはV・Wを使用する。

*3:航空情報の1つ。航空法第99条の規定により国土交通大臣が航空機乗組員に対し提供する航空機の運航のために必要な航空情報には,航空路誌(AIP),航空路誌改訂版(AIP Amendment),航空路誌補足版(AIP Supplement),ノータム(NOTAM),航空情報サーキューラー(AIC)がある。

*4: http://www.jal.co.jp/jiten/virtual/image/s_7c.gif