岩泉線災害

JR岩泉線脱線:事故から1週間 復旧めど立たず 土砂崩れ原因いまだ不明 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100807ddlk03040004000c.html
>岩泉町大川のJR岩泉線で7月31日朝、普通列車が崩れた土砂に乗り上げ、脱線した事故から7日で1週間になる。いまだに土砂崩れの原因は不明で、JR東日本盛岡支社(福田泰司支社長)は6日、近く外部専門家を含む調査検討委員会(11人)を設け、復旧方法や安全対策を検討すると発表した。結論の時期などは未定で、復旧のめどが立たない。
>土砂崩れ前に多量の降雨があった形跡がなく、まとまった雨で起こる場合が多い通常の土砂崩れと異なるという。現場付近の駅に設置された1週間の24時間降雨量は、現場に最も近い岩手大川駅で最大15ミリ、押角駅でも最大27ミリしかなかった。
>福田支社長は「降雨が極めて少ない状況での大規模な土砂崩壊で、まれだ」と話し、調査検討委に判断を委ねた格好だ。
>また、観光への影響を危惧(きぐ)する声もある。昨年8月だけで約5万2000人が訪れた「龍泉洞」の町龍泉洞事務所、中村稔副主幹は「観光バスなどで訪れる人が多いので、影響はないと思う。ただ、鉄道ファンが減るのではないか」と話す。

 原因調査が終わったころに廃線決定が怖い。大規模災害で復旧費用の回収見込みが立たずバス代行のまま糸冬の例がJR系では大杉だから……。