魔の山岳乱気流

事故原因、調査官「まだ特定できない」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4486524.html
>「上から見たかぎりでは非常に注意して操縦しないと(いけない場所なので)、操縦士は非常にその辺は気を遣ってたんじゃないかと思います」(運輸安全委員会
>そして、事故原因については、「現時点ではまだ、特定できない」としましたが、ヘリが、自らが作り出した気流に巻き込まれる、「セットリング」という状態になった可能性も否定できないと話しました。
>(26日17:52)

 谷底は,太陽光や気温の上昇で斜面上昇気流が発生すると,その気流大気の供給減として,ダウンバーストや谷沿い横風ガストという乱気流が発生する宝庫となるので,これに捕まると容易にセットリング(状態)に陥り易いし,失速回復のため,機首下げして高度を速度に変換しても,斜面に激突しない方位が狭い2方向しかなく,反射的に回避機首下げ操作をしても斜面や壁面が迫ってくる確率が90%以上と圧倒的なんで……。