ハヤブサがんがれ

はやぶさ最後の大仕事 試料カプセル分離へ秒読み 2010年5月31日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/science/CK2010053102000115.html
>四基のエンジンのうち三基が故障し、単独では動かない二基を組み合わせて動かす「クロス運転」で飛行中だ。正常に働く一基は、万が一に備えて最後まで温存する。姿勢制御装置も二基が故障し残りは一基。はやぶさプロジェクト責任者の川口淳一郎宇宙航空研究開発機構教授は「壊れる前兆はなく、何とか持ちこたえてくれそう」とみる。
>心配なのは、トラブルで飛行期間が予定より三年延びた影響だ。地球から約四万キロの地点でカプセルを切り離す予定だが、うまく分離できるかが不安視されている。機体との接合部を焼き切るための火薬は使用期限が過ぎており、カプセルを押し出すばねも劣化しているとみられる。
はやぶさの帰還まで、あと十三日−。
プラネタリウムで、はやぶさのドキュメンタリーを見た。客席のあちこちから、はなをすする音が聞こえた。自ら判断する機能を持つはやぶさに多くの人が人格を見いだし心を打たれた。そんな探査「ロボット」の長い旅は間もなく終わる。成果を次につなげてほしい。

 祈りにも似た気持ち<(_ _)>