老化現象?

新幹線事故:切れた吊架線、85年以降交換せず 老朽化か
2010年1月30日 12時31分 
http://mainichi.jp/select/today/news/20100130k0000e040050000c.html
>同社は、切断面の状況からショートして切れた可能性は低く、何かがぶつかったか、腐食などによる老朽化で切れたとみて詳しく調べている。

新幹線本体に異常か?後方パンタグラフ大破
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100130-OYT1T00510.htm
>1985年に張られた補助吊架線の劣化を原因の一つに指摘する声もあがっているが、補助吊架線の切断が直接の引き金になったとすれば、両方のパンタグラフが破損する可能性が高いため、同社では慎重に事故原因を調べている。

東海道新幹線、またトラブル 一時運転見合わせ
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010013101000042.html
>31日午前6時ごろ、東海道新幹線新横浜―小田原間で信号系統のシステムにトラブルがあり、同区間の運転を一時見合わせた。約30分後に減速して運行を再開、午前7時15分ごろに通常運転に戻った。
JR東海によると、区間内に列車がないのに、走行しているように誤認する表示が出たという。

 バスタブ曲線の統計に従った経年変化の制度疲労かな?
 高度経済成長に比例した運行本数の急増に基づく昭和46年からの第一次バスタブカーブのころ,テルミット溶接部レール折損,高架砕石道床細粉化,架線張力鋼線摩耗切断を次々と経験・克服した技術が旧国鉄からJR総研に引き継がれていると思うが。*1

*1:柳田邦男著「新幹線事故」P236〜,中公新書461,1977年,ISBN-10:4121004612