追記(>誰となく)

 このような事故防止の理想はATC(OTCおサルの電車計画も捨て難い)ですが,費用対効果とか投下資本の回収を考えると,首都圏近郊以外はATS−Pでせう。十数年前のJR東中野駅追突事故で一気にATS−Pが導入されましたが,その事故現場を見に行きましたので(当時は中野在住)考えさせられました。
 列車は追突(と牽引・推進走行)を想定して前後方向は比較的頑丈に作られていますが,左右方向と上下方向は脆弱です。もし,事故に遭遇したら床に這いつくばってください(要するに,伏せろ!……です。)。生存率が50%近くアップします。
 列車の乗車位置で生存率が高いのは,中央部分です(例外は東京メトロ日比谷線事故)。先頭付近は追突*1や脱線*2で死傷率が高いし,後方は追突される*3ときに死傷率が高いです。
 鉄道マニアは死傷率が高いという隠れた話があります。小生みたいに,いい歳こいて先頭車両の運転席のすぐ後ろ張り付いて,運転操作や路線状況を注視して悦にいるからです*4。生存率をアップしたいたなら,鉄道マニアは止めましょう。_| ̄|○
 一見冗談みたいなエントリーですが,マジ中のマジです(珍しく)。

*1:業界用語では「オカマを掘る」

*2:業界用語では「オッコチル」

*3:業界用語で「オカマを掘られる」

*4:一般用語で「ほとんどビョーキの世界」といふ