初期故障の連鎖

2013年 1月 16日 12:04 JST 更新 787型機が緊急着陸=「コックピットから煙」—乗客数人が軽傷・高松
http://jp.wsj.com/article/JJ12130651421695004516020405459612597469995.html
全日空によると、「バッテリー関係の不具合」との表示が出た。同機は山口宇部空港を予定より10分遅れて同8時10分ごろ離陸、同9時25分に羽田空港に到着する予定だった。乗客乗員全員が脱出用のスロープを使い、機外に避難した。乗客らは到着ロビーで待機しているという。
全日空は、16日に予定していたボーイング787型機(国際国内便計68便)の運航を中止することを決定した。代替機を充てるかどうか検討しているという。日本航空も同様に同日中の787型機(国際便5便)の運航中止を決めた。

2013年 1月 16日 18:31 JST 更新 米国日航機ぼやと同製品=バッテリー不具合の可能性も—全日空機の緊急着陸・高松
http://jp.wsj.com/article/JJ10401160944122324094218715120490738271179.html
全日本空輸692便のボーイング787型機(乗客乗員137人)が高松空港緊急着陸したトラブルで、「煙が発生した」と表示された機体前方の電気室内にあるバッテリーは、米ボストン・ローガン国際空港で出火した日本航空機と同じ製品だったことが16日、国土交通省全日空への取材で分かった。
運輸安全委員会国交省は16日、高松空港に航空事故調査官や専門職員を派遣。バッテリーに何らかの不具合があった可能性もあるとみて、原因特定に向け調査を進める。
>787型機の運航再開は、全日空日航国交省と相談し、調査の進捗(しんちょく)状況などを踏まえ判断する。
>787型機には、バッテリーが前方と後方の電気室に一つずつ設置されている。いずれも電池メーカー「ジーエス・ユアサコーポレーション」(京都市)の同じ製品で、リチウムイオン電池を使っている。ローガン国際空港で8日未明(日本時間)に起きた日航機のぼやは、後方電気室にある補助動力装置用バッテリーが発火。米運輸安全委員会(NTSB)が調査している。

リチウムイオンは純度如何で発熱するから……