管制官二題

公用機飛行計画を「レベル3」に引き上げ 長期間の同一職場在籍も禁止に 
2011.9.30 11:54 (1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110930/crm11093011550007-n1.htm
羽田空港に勤務する50代の男性主任航空管制官米大統領専用機のフライトプラン(飛行計画)などをインターネット上に流出させた問題で、国土交通省は30日、公用機の飛行計画の取り扱いについて、非公開だが機密ではない「レベル2」から、最も秘匿性の高い機密情報の「レベル3」に引き上げると発表した。この管制官は30年間異動なしで同空港に勤務しており、「規律の緩みが出たことが背景にある」などとして、同一職場での長期間の在籍も禁止する。
国交省は問題発覚を受けて、内部調査を実施。管制官から提出された自宅の私用パソコンから、削除された約5万4千枚の写真データを復元した。
>うち約8千枚が管制室内で撮影されたもので、飛行計画も今回ネット上で確認された米大統領専用機「エアフォースワン」と米軍無人偵察機グローバルホーク」のほかに十数枚あったことも判明した。
管制官がブログに掲載していた画像は業務中にデジタルカメラで撮影されたもので、国交省は今後、管制室内に私物のカメラや携帯電話の持ち込みを禁止することを決定。

 目立とう精神,アクセス乞食,自分だけが知っている優越感……な,ところか。機密を要するエアフォースワンやグローバルフォークのフライトプランが機密指定されていないとは(唖然。性善説に頼り過ぎた国交省にも要因が……。

沖縄・那覇空港トラブル:管制官、ソファでグーグー 12分応答なし
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111001ddm012040024000c.html
>居眠りしていたのは50代の主幹管制官。一緒に勤務していた30代の女性管制官が妊娠中だったことから体調を気遣い、「休憩していい」と伝え、午前3時から1人で業務していた。同3時25分ごろ、女性管制官が管制室に戻り、ソファで寝ていた主幹管制官に気づいた。主幹管制官は「ソファに腰掛けたらそのまま寝てしまった。その間の記憶がない」と話しているという。
国交省はトラブル直後の会見で「管制官が居眠りしていた可能性がある」としていた。【川上晃弘】毎日新聞 2011年10月1日 東京朝刊

 こっちは善意がアダになったと思う。