有罪二題

米コンチネンタルに有罪判決=コンコルド墜落事故−仏裁判所
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2010120600399
>【パリ時事】エールフランス航空の超音速機コンコルドが2000年7月、パリ近郊のシャルル・ドゴール空港を離陸直後に火災を起こし墜落、計113人が死亡した事故の裁判で、現場近くのポントワーズ軽罪裁判所は6日、事故原因をつくったとして過失致死罪に問われた米コンチネンタル航空の整備士(42)に執行猶予付きの禁錮1年3月(求刑同1年6月)、法人としての同航空に求刑(17万5000ユーロ)を上回る罰金20万ユーロ(約2200万円)を命じる有罪判決を下した。
>一方、整備士の元上司(求刑禁錮1年6月)と、コンコルドの構造上の欠陥を放置した責任を問われたアエロスパシアル社(現EADS)の元開発担当者(同2年)は無罪とした。(2010/12/06-22:06)

うっかりミスの管制官、有罪確定し失職 ニアミス事故 2010年12月6日11時27分
http://www.asahi.com/national/update/1206/TKY201012060090.html
>06年3月の一審・東京地裁判決は管制官2人を無罪としたが、08年4月の二審・東京高裁で逆転有罪となり、2人が上告。10月26日付の上告棄却決定では、第一小法廷5人の裁判官のうち1人は無罪とする反対意見だったが、4人の多数意見は有罪と判断した。

 航空従事者だけ刑事免責せよ(最高裁反対意見の趣旨)というのは,法の下の平等を規定した憲法14条に反するので,よっぽどの特段の理由がないと,自動車事故や鉄道事故や医療事故まで原因究明のために刑事免責せよとなってしまうので止むを得ない希ガス