津軽海峡波高し

北海道新幹線の札幌延伸に高いハードル 国交相が3条件 2010年8月28日
http://www.asahi.com/travel/rail/news/HOK201008270004.html
>3条件のうちの「青函共用走行区間の運行形態」については、新幹線(最高速度260キロ)と貨物列車(同100キロ)が共用走行するため、すれ違った際などに貨物列車が脱線・転覆しないか懸念されている。
>「並行在来線のあり方」については、函館市との調整が付いていない。JR北海道北海道新幹線の札幌延伸が実現する場合に札幌―函館間を経営分離し、運行を取りやめる考えだ。
>「最高設定速度の見直し」も重い課題だ。現在の国の整備計画では、2015年度末開業予定の新青森―新函館間は最高速度が260キロとされているが、国は乗客の利便性を上げるため最高設定速度の引き上げを検討している。

 人口密度でいったら,せいぜい函館・札幌拠点間直行だけで,東京以西と札幌は4時間の壁突破だからエアラインにボロ負け。函館と青森の空洞化が進む悪寒(除く観光のみ)。臨空と程遠い函館と青森はJRに分があるけど,日帰り通勤圏内化は,地場産業の地方事務所の衰退につながる。青函連絡船の廃止が青森港(駅)周辺と函館港(駅)周辺がどうなったかを見れば判る。寂しい……。