出金口出

「蒲田飛ばし 許せない」2010年05月12日
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000001005120001
京急新ダイヤ巡り大田区・議会・住民 15日には区民大会
>「蒲田飛ばし」は許せない――。京浜急行電鉄が品川―羽田空港間をノンストップで結ぶ新ダイヤを発表したことをめぐり、大田区と区議会、住民代表が11日、区役所で記者会見を開き、改めて反対を表明した。松原忠義区長は、京急線の高架化事業に区が出してきた負担金を拒否することも示唆。ダイヤ改定前日の15日には、京急蒲田駅前で「蒲田停車」を求め、区などが主催する区民大会も開かれることになった。(池田孝昭)

 京急(羽田)空港線*1は,空港敷地に乗り入れできなかった「羽田空港駅」時代のドン行3両編成時代から乗車してるけど,当時の「京浜蒲田駅(現・京急蒲田駅)」は,特急のみ停車して快速特急は通過駅で,直通電車は1本もなかった(臨時記念列車を除く)。羽田空港の沖合移転で,東京モノレールだけでは旅客需要を満たせないと,直通列車と引き換えに空港敷地内への乗り入れが認められ,快速も停車するようになったが,それは,京急蒲田糀谷駅間が単線であることによる下り「運転停車」のようなもの(横浜からの直通運転は折り返しスイッチバック運転停車に等しい)。
 蒲田の乗降客は,「特急停車駅」としても少なく,金沢文庫金沢八景よりも少ないはずで,乗換の必要性がない以上, 乗降客ベースでも快速特急を停車させる必然性はない。しかし,大田区は立体交差の地元負担金を出金しているため,強硬に快速特急の停車を求め,負担金の拒否まで口にする。これは"我田引「快特」"と見られるリスクが(以下略。