証拠と時間の推力不足

強制起訴に「2つの壁」JR福知山線脱線事故検審議決 2010.3.26 20:21
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100326/crm1003262025021-n1.htm
>起訴議決で、神戸第1検察審査会は「最高責任者として安全対策を指示すべき立場だった」ことを、井手正敬氏(74)ら歴代3社長の注意義務違反の根拠とした。審査を申し立てた遺族と同様、「トップが責任を負うのは当然」という市民感覚を反映させた判断といえよう。
>地検幹部は「3人を起訴するに足る証拠は一切ない」とまで断言している。起訴だけでなくその後の公判維持も見据えれば、膨大な量の捜査記録を精査したうえで、必要な証拠を得るために補充捜査を行わなければなるまい。
>しかも、最後の犠牲者が亡くなった日から5年がたつ4月30日には、業務上過失致死傷罪の公訴時効を迎える。残された期間は1カ月しかない。

 組織的捜査のプロらが4年かけて捜査した結論が「起訴するに足る証拠は一切ない」と断言したものなら……。